レオヴィルを名乗る3つの畑のうち最大の区画を誇り、第一級に限りなく近いスーパーセカンドの中で常に評価の高いラスカーズの2008年プリムール新入荷。長期熟成に耐えうる構造ですが、飲み頃は2018年?2048年頃と言われています。ラスカーズの中でも当り年ということで更にそれが高まることも予想できます。ネット店は12本の限定入荷となります。その品質は、1級シャトーを凌駕する。シャトーレオヴィルラスカーズゲストルームを備えるラスカーズの本邸。写真右側の方にレオヴィル・ポワフェレに繋がる。有名評論家からも評価が高く、100点満点評価も少なくなく、過去20年のスコアの平均点では凌駕されてしまう1級シャトーすらあるほどの品質を誇る、特級格付2級の筆頭、シャトー・レオヴィル・ラスカーズ。その品質故、『スーパーセカンド(超2級)』と言われ、サンジュリアン村内ではトップシャトーです。ラスカーズは品質の向上に弛まざる努力を尽くすシャトーです。1987年に世界で初めて、NASAが開発した水の分子のみを透過させる『逆浸透膜』をワイン果汁を凝縮させるのに導入し、オフヴィンテージだった1987年に驚くべきクオリティのラスカーズをリリースしたばかりか、1991年、1992年、1997年と難しい作柄の年に傑出したワインを作り出しました。そんな訳で、自分の中ではラトゥールと並び『オフヴィンテージに強いシャトー』として名前を挙げるのがこのラスカーズです!2007年にもその真価を発揮しています。名声の高いシャトー故、訪問したいワイン関係者やワインフリークは数多くいますが、アポイントがないと入れません。しかもそのアポイントも簡単に取れるものではありません。運良くアポイントが取れると、3代に渡ってラスカーズを任されてきた支配人のブルーノ・ロラン氏が応対して下さいました!祖父、父、本人と3代に渡るラスカーズの支配人、ブルーノ・ロラン氏。ラスカーズの1級に並び称されるポテンシャルは、シャトーラトゥールに村境をまたいで隣接し、ラトゥールと同じジロンド川に近い区画を持っている事からも容易に推し量る事ができるものです。ラスカーズの区画『ランクロ』とクロデュマルキの区画を色分けした地図そんなラスカーズの好ロケーションを、ロラン氏は地図を指し示しながら、「ラトゥールの隣接区画はこの黄色の濃い区画で『ランクロ』と呼ばれ、ラスカーズはこの『ランクロ』のみを使用している。クロデュマルキはこの内陸に伸びる薄い黄色の区画から生産される。だからクロデュマルキは正確には2ndではないんだ。でもクロデュマルキは低く見積もっても、特級格付4級シャトーには値する品質のはずさ。」と説明してくれました。ラスカーズの構成土壌の分布図。大きいドットはグラーヴ(砂利質)を示す。私が訪問したのは2007年6月。この時ロラン氏は、「我々は『ランクロ』のラスカーズの品質をさらに高めたいと願っている。そしてその為のプランを進行している。」とお話下さいましたが、それがまさか、後にワイン業界を賑わす『プティ・リオン[2007]』だったとは!!プティ・リオンが加わったラスカーズグループのフルラインナップです。シャトー・レオヴィル・ラスカーズ(サンジュリアン特級格付2級)クロ・デュ・マルキ(ACサンジュリアン・ラスカーズ2nd)ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラスカーズ(ACサンジュリアン・ラスカーズ3rd)シャトー・ネナン(ACポムロル・97年より)フューグ・ド・ネナン(ACポムロル・ネナン2nd)シャトー・ポタンサック(ACメドック)シャペル・ド・ポタンサック(ACメドック・ポタンサック2nd)さらに進化するラスカーズから、これからも目が離せません!!
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