ワインショップ フランス・ボルドー フロンサック 赤



 【今飲みボルドー!】 [2000] シャトー・ド・ラ・ウスト / フロンサック フランス ボルドー / 750ml / 赤【楽ギフ_包装】

2000 CH.DE LA HUSTE / FRONSACフロンサックは、ジロンド河の右岸、蛇行するドルドーニュ河とイール河に挟まれた美しい地域です。河を挟んで隣り合う、ポムロル、サン・テミリオンとともにリブルヌ地区と呼ばれます。リブルヌ地区はボルドー地方における、ブドウ畑発祥の地と考えられており、2000年ほど昔、ローマ時代にフロンサック後にボルドーで最初のブドウが植えられたと伝えられています。フロンサックのワインは、18世紀初頭から19世紀にかけては非常に人気が高く、サン・テミリオンよりも高値で取引されていたほどの銘醸地です。。 河に挟まれた谷合いの起伏に富んだ複雑な地形が特長で、他の地区に比べ、厳しい丘や傾斜地にブドウ畑が広がっています。また土壌も石灰質と砂岩を多く含む水はけのよい土壌です。今でこそ、ポムロル、サン・テミリオンのような格付けシャトーやスターシャトーはありませんが、価格に対する品質は随一で、特に上質なメルロ主体のワインをお探しなら絶対に外せない、狙い目のアペラシオンです。 長らく品質と評判が低迷していた、フロンサックの名を、再び世に広めた生産者の一人が、ミシェル・ルーリエ氏です。1955年、彼は、17世紀から3代に渡りある家族が所有してきたシャトーのワイン造りを担当することとなりました。このシャトー・ド・ラ・ウストもそのシャトーのひとつ。ミシェル・ルーリエ氏は、その後40年以上に渡り、設備投資を行い、最新技術を導入してきました。 南または南東向きにブドウを植樹し、ブドウに充分な日照を与えること。 収穫の際には、よく畑を観察し、完全に果実が熟すタイミングを見極めること。 小さな容器で、摘んだ果実を傷つけずに醸造に回すこと。 オークのは新樽とともに20%だけ1年落ちの樽を使用すること。 といったまさに現代的なワイン造りのノウハウであり、これらをひとつひとつ実現することで、着実に品質を向上させました。 1980年代には、オルネライア、シャトー・オーゾンヌ、シャトー・ラスコンブなど錚々たるシャトーを手掛け「メルロの魔術師」と名高い有名コンサルタント、ミッシェル・ローラン氏と、彼の右腕であり自らもフロンサックにシャトーを所有するクリスティアン・ヴェイリー氏を迎え、技術に磨きをかけてきました。ミッシェル・ルーリエ氏が引退する2002年までの数年間は、娘のブリジット・ルーリエ・ルソー女史と2人3脚でワイン造りに励み、その信念と技術が引き継がれました。現在では、女史が複数のシャトーを家族から買い取り、自らのワイン造りを実現しています。 父から受け継いだ、彼女のワイン造りのポリシーは、「デリケートで、エレガントで、そして個性的であること」。 流行の樽を利かせたウッディーなスタイルは、ワインのあるべき姿ではなく、フレッシュな味わいでバランスが取れており、余韻まで見事なハーモニーを奏でるワインを理想としています。 今回はブリジット・ルーリエ・ルソー女史が手掛けるシャトー・ド・ラ・ウストの2000年ヴィンテージが入荷しました。 シャトー・ド・ラ・ウストの僅か7ヘクタールの畑は、フロンサックの中心部セヤンの街の標高が最も高いところに位置しており、粘土・石灰岩の土壌で育つ平均樹齢35年のメルロを主体にワインが造られています。 ボルドーの2000年は、言わずと知れたグレート・ヴィンテージ。タンニン、酸、果実味ともにしっかりとした長熟タイプのワインが多く生まれました。このシャトー・ド・ラ・ウストも例外ではなく、リリース当時は、深く濃い色合いに、ラズベリーなど赤系果実の輝くような果実味が印象的と評されていました。 そして、13年の熟成を経た今の味わいは、まずプラムや煮詰めたチェリーと、マッシュルームのようなふくよかな香りがグラスいっぱいに広がります。かつてはフレッシュさと濃いタンニンが勝っていたものの、ブドウのきれいな甘みと香り高い芳醇なボディが全面に表れています。 重さとは無縁ですが、非常にリッチで華やかな印象を残してくれます。 熟成ボルドーでは、物足りないと感じてしまう方や、熟成ボルドーを初めて楽しむ方にもおすすめしたい見事な1本です。

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